ばついちこぶつきの憂鬱episode-53

【この物語は2002年7月8日交通事故で他界したリツコとの記録です】
2002年7月8日(運命の日)
7月7日の七夕も終わって8日になりました。
夕方リツコと気まずくなったので、ほぼ毎日おやすみの電話をしていましたが今夜はかけるのをやめました。
深夜1時過ぎ布団の上に横になっていましたが寝苦しくて何回も寝返りをうちました。
眠れない時間が続きました。
眠れないまま会社にいって仕事を始めました。
朝リツコから連絡はありません。
今日はリツコの最後の夢、ボーナスを渡そうと「賞与袋」に現金を入れて準備しました。
10時を過ぎてもリツコから電話はありませんでした。
今日は東京にこないのかな?と俺は思いました。
11時を過ぎました。
依然連絡はありません。
嫌な予感がしました。
11時、俺の携帯が着信しました。
かけてきたのは、ヨシエさんでした。
ヨシエさんはこういいました。
「リツコが深夜に事故って意識不明の重体です。早く病院に来て」
俺は絶句です。
気を取り直して、今は病院に向かうことだけを考えよう。
新幹線に飛び乗りました。
12時30分リツコが運ばれた高崎市立病院に着きました。
ヨシエさんがいました。
ヨシエさんは震える声で言いました。
「さっき息をひきとりました。」