代田橋 「沖縄タウン」

【「むら&まちおこし支援プロジェクト」は、全国で行っている町おこし、むらおこし、商店街おこしを紹介します。関係者からの投稿お待ちしています。】
新宿から京王線で2駅。
都心に近い便利な場所ながら、各駅停車しか止まらない代田橋はのんびりした雰囲気が漂う町です。
今年3月、駅の北側にある古い商店街が沖縄をテーマにした「沖縄タウン」に大変身しました。
店主たちが力を合わせて町おこしを行っています。
駅を降りて北口の細い商店街を抜けると、甲州街道と中央高速の高架下。
歩道橋を渡った反対側、斜め右に見える赤いゲートが「沖縄タウン」の入口です。
赤いゲートの向こうは「沖縄タウン」。
頭上に元気よく伸びているのがゴーヤのつるです。
ゲートをくぐると雰囲気は一転、昔ながらの商店街といったのんびりムード。
手前の店は人気の沖縄そば専門店「首里製麺」。
風情のある細い路地が商店街のあちこちにあります。
酒屋の店頭にはオリオンビールが並び、雑貨屋の店頭では沖縄名物ブルーシール・アイスが売られています。
最も沖縄色が強いのは、「めんそ~れ市場」という名のアーケード市場。
沖縄の楽器、三線の専門店や竹富島の家庭料理店、物産品店などが集まり、沖縄の公設市場によく似た雰囲気を漂わせています。
この地に古くからある和泉明店街という商店街が、「沖縄タウン」として生まれ変わったのは今年3月20日のことです。
商店街がある杉並区は東京23区の中でも沖縄出身者が多いことなどから、沖縄をテーマに町おこしをすることになりました。
商店主がお金を出し合って設立した株式会社沖縄タウン。
毎月のようにイベントを開き、毎週土曜には屋台を出すなど、訪れた人を楽しませる工夫も常に行っています。
しかし、どこもかしこも沖縄一色というわけではありません。
沖縄とは関係のない普通のお店もたくさんあります。
でもよく見ると豆腐屋の店先に「島豆腐200円」の貼り紙があったり、ごく普通の食堂の店頭に「ゴーヤチャンプルー定食あります」と書かれていたりしています。
商店街あげての取り組みというのが伝わってきます。
商店街の脇には人がすれ違うのがやっとという細い路地がいくつもあります。
ゴーヤが植えられていたりして、これがなんともいい感じです。
この商店街は沖縄出身の人たちに特に人気があり、「地元に帰ったみたいでほっとする」そうです。
観光地としての沖縄ではなく、人々が暮らす沖縄の日常の雰囲気が味わえる場所なのです。
「沖縄タウン」でぜひ訪れたいのが、めんそ~れ市場の一角にある「おきなわ島市場」。
沖縄の物産品が約400種揃ったこの店では、料理に使える黒糖だけでも波照間島、小浜島など産地別に7~8種類もあるほか、手軽な沖縄土産として人気のボンカレー(沖縄のボンカレーは和服姿の女性が微笑む昔ながらのパッケージ)、東京ではあまり見かけない米原料の飲物「ミキ」の缶入りなど、ちょっと通な品揃えに思わず嬉しくなります。
石垣島のローカルな品もいろいろあります。
人気の八重山そば、ゴーヤー丼、石垣島のスパイス13種類をミックスしたチャンプルの素、
石垣島の蘭の花びらを混ぜた蘭塩など。
沖縄マニアの方は是非代田橋 「沖縄タウン」へどうぞ。
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