ばついちこぶつきの憂鬱episode-13

【この物語は2002年7月8日交通事故で他界したリツコとの記録です】
2002年5月16日(深夜の電話)
12月に渋谷区から開業資金1500万円の融資の斡旋が決定しました。
あとは保証協会の審査待ちです。
社会貢献可能なコンセプトでの出店計画だったので自信がありました。
しかし結果は「保証しない」でした。
本業の会社の評価をしたようでした。
本業はデザイン会社なので1500万の融資は必要ないし返済が出来ない可能性があると判断したらしいです。
ひと月前、会社は1000万融資を受けたばかりだったこともあり不要と判断されたようでした。
4月にオープンを予定していましたが残念ながら諦めることにしました。
ここでプロジェクトの中止です。
採用した女性には会社の総務・経理をまかせながら家政婦として息子の面倒を見てもらうことにしました。
4月以降、彼女は家政婦として息子の面倒を見はじめました。
息子の異変に気がついたのはひと月後の5月でした。
息子は極端に鬱状態になっていたのです。
5月の黄金週間に実家の北海道に帰省したとき、祖父・祖母に対する態度も一変していました。
東京に戻って家政婦に確認したところとんでもない事実が発覚したのです。